生活習慣が原因でなる便秘とは?

痙攣性便秘

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痙攣性便秘は、ストレスや生活環境が原因で起こる便秘です。ストレスが多い現代は、誰もがなる可能性がある便秘といえるでしょう。

痙攣性便秘は、下痢と便秘を繰り返すことが特徴です。腸の働きが活発になっているため、水分の吸収が追いつかずに下痢になってしまうことがあります。腸が痙攣を起こして便をうまく運べないと、コロコロとした便がでます。下腹部に痛みを感じることも、痙攣性便秘の特徴です。

痙攣性便秘の主な原因はストレスです。ストレスを感じ続けていると、自律神経が乱れます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、この2つがバランスをとることで体の機能が正常に行われます。

副交感神経が優位になることで腸の働きが活発になります。大腸の蠕動運動によって便が押し出されるのですが、自律神経が乱れると収縮が過度になり、痙攣を起こしたような状態になってしまいます。痙攣したような状態だと、便をスムーズに押し出すことができず、正常に排便されず便秘になるのです。

痙攣性便秘を解消するには、リラックスすることが大切です。カラオケ、アロマ、散歩など、好きなことをしてストレスを解消してみましょう。

便秘には食物繊維といわれますが、痙攣性便秘の方が食物繊維を過剰に摂取すると、腸が過剰に働いて便秘が悪化することがあります。

弛緩性便秘

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弛緩性便秘は、腹筋が弱い高齢者や女性、運動不足の男性に多くみられる便秘です。弛緩性便秘は、コロコロとした便が出ることが特徴です。長時間腸内に便がたまって水分が吸収された結果、便が固くコロコロになります。排便をしてもスッキリ感がありません。弛緩性便秘の原因は主に4つです。

1つめは筋力の低下です。排便はスムーズな大腸の蠕動運動によって行われます。しかし、大腸を動かす筋肉が少なくなると、蠕動運動の働きが低下します。腹筋が弱いと便を押し出す力もありません。

2つめは内臓の下垂です。加齢にともない内臓が下垂することがあります。内臓が本来の位置におさまっていないと、腸の働きが鈍くなります。

3つめはダイエットです。無理な食事制限をすると、筋肉が少なくなって大腸の蠕動運動が低下します。

4つめは食物繊維の不足です。食物繊維には、便のカサを増やして腸を刺激し、排便を促す働きがあります。無理なダイエットをすると、食事量が減って食物繊維摂取量も減少します。また、外食やインスタント食品の利用が多いと食物繊維摂取量が減る原因です。

これらの原因を解消することで、弛緩性便秘は解消します。筋肉をつけるためにウォーキングのような軽い運動を行う、腹筋を鍛える、食物繊維を摂取するなどをしてみましょう。

機能性便秘とは

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便秘は機能性便秘と器質性便秘に分類されます。器質性便秘とは、ポリープや大腸の変形など病気が関係する便秘です。機能性便秘は病気が関係していない便秘のことをいいます。一般的に便秘という場合は、機能性便秘のことを指すケースが多いです。機能性便秘は3つに分けることができます。

1つめは弛緩制便秘です。便は大腸の蠕動運動によって肛門に運ばれますが、大腸の働きが鈍く便を押し出す力が弱くなって便秘になります。女性や高齢者に多くみられる便秘です。コロコロとした便がでることが特徴です。

2つめは痙攣性便秘です。痙攣性便秘は、弛緩性便秘とは反対に腸の働きが過剰になっている便秘です。大腸が過剰に動いて痙攣を起こしたようになり、便のスムーズな移動ができていない状態です。自律神経の乱れが原因です。自律神経はストレスで乱れてしまうので、ストレスが多い現代社会では誰もが無縁とはいえないでしょう。便秘と下痢を繰り返したり、下腹部が痛くなりやすいことが特徴です。

3つめは直腸性便秘です。直腸性便秘は、普段から便意を我慢することが原因です。便が肛門の出口まで来ているのに、便を我慢し続けた結果、便意を感じにくくなって便秘になってしまいます。

これらは生活習慣が関係しています。中でも生活習慣と密接な関係がある便秘が、弛緩性便秘と痙攣性便秘です。これらの便秘を解消するためには、生活習慣の見直しが大切です。では、具体的にどのようなことをしたらいいのでしょうか。